カイ・フランクの代表作、TEEMA（ティーマ）シリーズの原型、KILTAシリーズのクリーマー／ビネガーボトルです。
1940年代、冬の長いのフィンランドでは食品を新鮮に保つのが難しく、クリームを最適な状態で保存するための温度が最適な窓の外框と内框の間に納まるサイズでカイ・フランクがデザインしたのが、こちらのCream Cruet（クリーマー）。
ソースや、ドレッシング入れとしても最適で、フラワーベースとしてお使いいただいても素敵です。
後にTEEMAではビネガーボトルとして発売されました。
ペンスタンドやハブラシスタンドにも良さそうです。
一緒に写っている右のホワイトのクリーマーは
こちらからどうぞ。
今回は、左のホワイトとブラウンブラックのペアでの販売です。
ブラウンブラックの方は、一見するとブラックに見えますが、よく見るとうっすらブラウンがかっています。
「無駄がなく、機能的で、その場にふさわしいもの」というカイ・フランクの理念そのもの！
生産国：フィンランド
メーカー：アラビア/ARABIA
シリーズ：KILTA
デザイナー：カイ・フランク/Kaj Franck
年代：1953-1974年
サイズ：口径6.2�僉�H13��
コンディション：★★★★☆
◆ホワイトのヴィネガーボトルは表全体にカンニュウ(釉薬表面のひびのような線）があり、中にも上部に多少カンニュウがあります。（下の９、１０枚目の写真参照）
裏の高台内にもカンニュウがあり（下の６枚目の写真参照）、高台に茶色っぽいシミのようなところ、小さなカケのような凹みがありますが普通に置いている分にはわからない程度です。
表の下部によく見ると小さな凹みが見られますが、上から釉薬がかかっていますので、製造時にできたものと思われます。（下の７枚目の写真参照）
状態を考慮した価格になっています。
◆ブラウンブラックのヴィネガーボトルは、特に目立つダメージはありませんが、裏のロゴが消えておりありません。
裏の高台に多少茶色っぽいところがあります。
コルクはどちらもカケ、ヨゴレ等があります。
状態をふまえてお安い価格になっています。
ホワイトのカンニュウ以外は良好なヴィンテージコンディションだと思います。
カンニュウも、古いものならではの味わいの１つとご理解いただけたら嬉しいです。
画像で白く写っているのは光の反射です。
（↓画像をクリックすると大きな画像が見られます↓）
